2020年3月22日早朝、ザグレブの北東部を震源とするマグニチュード5.5の地震が発生し、震源地やザグレブ市内中心部では、レンガ積みの古い建物などを中心に大きな被害にあいました。
余震は、5月以降ほぼ落ち着いていますが、一部、観光や日常生活にもまだ影響が出ているので注意点をまとめてみました。
ザグレブ大聖堂は入れない

地震で破損した尖塔を撤去したほか、内部も損傷があり、7月8日現在入ることができません。
閉鎖中多数!おもなミュージアムの開館状況
多くの博物館や美術館が予定未定で閉鎖中。地球の歩き方2019-2020年版に掲載されている博物館や美術館の開館状況です(8月現在、9月に入ったら更新します)。
ミュージアム | 開館状況 | 備考 |
ザグレブ博物館 | 影響なし | |
自然史博物館 | 7-12月移転中 | |
失恋博物館 | 影響なし | |
ナイーヴアート美術館 | 閉館中 | |
イリュージョン博物館 | 影響なし | |
メシュトゥロヴィッチのアトリエ | 常設展の一部のみ | 50%割引料金 |
考古学博物館 | 閉館中 | バーチャル常設展 |
クロアチア歴史博物館 | 閉館中 | |
近現代美術館 | 閉館中 | |
ストロスマエル美術館 | 閉館中 | |
美術工芸博物館 | 閉館中 | |
ミマラ博物館 | 閉館中 | オンライン企画展あり |
民俗学博物館 | 影響なし |
ザグレブ中心部を中心に修理中の建物が多い
ザグレブ中心部を中心に、修理中の建物が多く、歩道に歩行を制限するテープが張られている部分も多く見かけます。制限テープは、きちんとメンテされていないこともあり、注意していないと上から外壁などが落下してくるエリアに入ってしまうかもしれませんので、歩行時も周囲によく注意してください。
トラム路線図は下のリンクから見ることができます。
このほかはそれほど地震もコロナも影響は感じられず、平常感
上記2点のみ気をつければ、お店やレストラン、カフェなども、コロナ後の「新」日常以外は、いたって平常どおりの雰囲気がもどってきているザグレブの今日この頃です。
コロナウィルスに関しては、また状況が刻々変わってきています。最新情報についてはこちらの記事をご覧ください。
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