【虎の巻】プリトヴィツェ湖群国立公園散策完全ガイド

クロアチアの二大マスト観光地のひとつ、プリトヴィツェ湖群国立公園。日本のテレビ番組や雑誌などでも取り上げられることが多く、ここに憧れて、クロアチアへ旅行される方もいるほど。ユネスコ世界自然遺産にも登録されている、クロアチアを代表する観光アトラクションです。

ただ、日本語ではまだ情報が少ないうえ、プリトヴィツェ国立公園オフィシャルサイトの情報も、いまひとつ、わかりにくいので、今回、プリトヴィツェ国立公園への旅のプラン作りをするときに、お役に立つ情報をまとめてみることにしました。入園時間や入園料、お勧めルートや撮影スポット、食事のコツのほか、「日帰りと1泊どっちにすべき?」というよくいただくご質問に対する考察などをご紹介しています。

プリトヴィツェ湖群国立公園

プリトヴィツェ湖群国立公園

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四季折々に美しいプリトヴィツェ湖群国立公園、いつ行く?

春は、雪解け水で水量が多く、5-6月の新緑の季節は緑が美しいわりに、7-8月に比べて人が比較的少なく混雑も少ないので、お勧めです。

夏は、アドリア海沿いのビーチに、ヨーロッパ中からリゾート客が大挙して押し寄せ、クロアチアの観光はトップシーズンの活況を呈します。プリトヴィツェ国立公園も例外ではなく、特に7月中盤から8月中旬にかけての繁忙期には、チケット売り場や電気ボート乗り場で2時間待ちの行列ができることもあるので、要注意です。

秋のプリトヴィツェ国立公園(10月下旬)は、紅葉が息を飲むほど見事です。

冬の、雪で覆われたプリトヴィツェ国立公園もまた圧巻。凍り付いた滝と湖が織りなす風景は幻想的です。冬は、エントランス1のみオープン。上湖には行けず、下湖だけが散策可能です。また、積雪などで、閉鎖になる区域もあるので、ご注意ください。

2016-2017年の開園時間

【2017年5月8日更新】6月分以降は2016年実績なので、あくまでも目安です。3月末から19時まで開園していますが、チケット販売は17時までです!

  3月末-5月 6-8月 9月 10月 10月下旬
エントランス1、2とも 8-19時 7-20時 7-19時 7-18時 8-18時

【冬のスケジュール】

  11-2月
エントランス1のみ 8-16時

休園日はなく、基本的に毎日開いていますが、まれに多雨や洪水などのため、公園内の一部エリアの木道が水没して、立ち入り禁止になることもあります。公園インフォメーションセンターや、チケット売り場で確認するようにしてください。

(注意)国立公園の開園時間及びボートや列車の運行スケジュールは、こまめに変わるので、確認できた範囲で掲載しています。

電気ボートの運行スケジュール

  3月下旬 4・5月 6月 7・8月 9月 10月 10月下旬
P1(エントランス2側)ーP2(上湖側)間 8-19時 8-19時 7-20時 7-20時半 7-19時半 7-18時半 8-18時
P2(上湖側)発P3(下湖側)行(30分毎) 8時半-17時 8時半-17時半 8-18時半 8-19時 8-18時 8-17時 8時半-16時半
P3(下湖側)発P2(上湖側)行(30分毎) 9-17時半 9-18時 8時半-19時 8時半-19時半 8時半-18時半 8時半-17時半 9-17時

【冬のスケジュール】

国立公園オフィシャルサイトでは、11月9日現在、下のとおりの情報になっていますが、実際に訪問された方からは、上湖行きの船、パノラマ列車ともに運休との情報が入っております。ご注意下さい!

  11月 12月  1月   2月    
P1(エントランス2側)ーP2(上湖側)間 8-16時半  運休 運休   運休      
P2(上湖側)発P3(下湖側)行(60分毎 8時半-15時半 8時半-15時  9-15時     
P3(下湖側)発P2(上湖側)行(60分毎 9-16時  9-15時半  9時半-15時半    
 
国立公園オフィシャルサイト観光プランHのルート。所要時間4-6時間、約9キロ

国立公園オフィシャルサイト観光プランHのルート。所要時間4-6時間、約9キロ(赤のルートは徒歩、茶色はパノラマ列車利用部分)

パノラマ列車の運行スケジュール(30分毎)

  3月末 4・5月 6月 7・8月 9月 10月  10月下旬
St2(エントランス2)発– St1(エントランス1方面)行 9-18時 9時-18時半 8-19時 8-20時 8-19時 8-18時 8時-17時半
St1(エントランス1方面)発 – St2(エントランス2)行 9-18時 9時-18時半 8時半-19時半 8時半-20時半 8時半-19時半 8時半-18時半 8時半-18時
St2(エントランス2)発 – St3(上湖上部)行 8-17時 8時-17時半 8時半-18時半 8時半-19時 8時-18時半 8時-17時半 8時半-17時
St3 (上湖上部)発– St2(エントランス2方面)行 8時半-17時半 8時半-18時 9-19時 9-19時半 8時半-19時 8時半-18時 9-17時半

【冬のスケジュール(St1-2間は30分毎、St2-3間は60分毎)】

国立公園オフィシャルサイトでは、11月9日現在、下のとおりの情報になっていますが、実際に訪問された方からは、上湖行きの船、パノラマ列車ともに運休との情報が入っております。ご注意下さい!

  11月  12月  1・2月      
St2(エントランス2)発– St1(エントランス1方面)行 8時-16時 8時半-16時    9時-16時      
St1(エントランス1方面)発 – St2(エントランス2)行 8時半-16時半  9時半-16時      
St2(エントランス2)発 – St3(上湖上部)行 8時半-15時半 運休   運休        
St3 (上湖上部)発– St2(エントランス2)行 9時-16時      

入園料金(一人あたり)(カッコ内は2日券の値段)

 

4-6月、9-10月

7-8月 11-3月
大人 110クーナ(180クーナ) 180クーナ(280クーナ) 55クーナ(90クーナ)
学割 80クーナ(130クーナ) 110クーナ(210クーナ) 45クーナ(70クーナ)
7-18歳 55クーナ(90クーナ) 80クーナ(140クーナ) 35クーナ(55クーナ)

入園料はクレジットカードで支払えます。

  • 7歳未満の子供は無料。
  • 学割料金適用には、有効な学生証の提示が必要。
  • 冬期の11-3月は、電気ボート、パノラマ列車は運休で、下湖部分のみ徒歩で周遊できます(注:2016年11月は運行継続。引き続き確認予定)。また天候によって、立ち入れるエリアが限定される場合があります。
  • プリトヴィツェ国立公園のオフィシャルホテル(ホテル・イェゼロ、ホテル・プリトヴィツェ、ホテル・ベルビュー)に宿泊した場合、1日入園券を買って、2日目以降は、ホテルレセプションで延長してもらえるサービスがあります。
  • レンタカーで行った場合、駐車料金は1時間7クーナ(11月から無料になっています)

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プリトヴィツェ国立公園散策おすすめプラン

パノラマ列車や電気ボートを利用しながら、上湖と下湖の両方を周遊する、上記地図のルートHで、写真を撮りながらのんびり散策しても、所要時間は4-6時間、下湖だけなら2-3時間なので、上湖、下湖両方を周るコースがおすすめです。

下湖は大滝を含め、撮影スポット満載のマストコースですが

上湖部分は、華やかな下湖とはまた違った神秘的な趣がとても素敵です。

プリトゥヴィツェ国立公園上湖

プリトゥヴィツェ国立公園上湖

plitvice upper lake2

プリトヴィツェ湖群国立公園の絶景ポイント

その1:エントランス1入ってすぐの絶景ポイント

エントランス1から入って比較的すぐの展望ポイントからの風景

エントランス1から入って比較的すぐの展望ポイントからの風景

その2:エントランス1とSt1間の絶景ポイント

エントランス1から、パノラマ列車ST1乗り場まで1キロのハイキングコース途中の展望ポイントから下の写真が撮れます。

エントランス1から、パノラマ列車ST1乗り場まで1キロの間の展望ポイントからの風景

エントランス1から、パノラマ列車ST1乗り場まで1キロの間の展望ポイントからの風景

その3:大滝から急な坂を上ったところにある絶景ポイント

3月に行ったときの写真なので、まだ緑が少ないのが残念

3月に行ったときの写真なので、まだ緑が少ないのが残念

徒歩で行く場合は、下湖の大滝近くから、ビューポイントKの表示を目指して、かなり急な上り坂を20-30分登るルートか(かなり体力消耗のハードなコースです)

レンタカーの場合は、一旦国立公園を出て、ザグレブ方面に10分ほど戻った分岐からアクセスすることになります。詳しくは別記事でご紹介します。

プリトヴィツェ国立公園訪問時の食事

リチュカ・クチャLička Kuća

(エントランス1、国立公園敷地を出てすぐのバス停近く)

火事で全焼して数年営業停止していましたが、2015年から再オープン。郷土料理ペカ料理のほか、ラム肉の丸焼きなど、地元の名物料理が食べられます。

プリトヴィツェ国立公園エントランス1周辺マップ。黄色い道路は長距離バスの通る道路。左側のベージュの点線は公園内遊歩道。

ポリャナPoljanaレストラン

(エントランス2側の階段を登りきってから、さらに徒歩5分くらい)

セルフサービスエリアのほか、郷土料理レストランスペースがありますが、2015年4月に行ったときは、郷土料理レストランスペースは、団体予約で満席で、セルフサービスエリアしか利用できませんでした。

プリトヴィツェ国立公園エントランス2周辺マップ。地図左手の湖が、電気ボート乗り場P1。P1からホテルやレストランには、ちょっと急な坂(階段)があります。

上記2軒のレストランは、いずれも国立公園の遊歩道からは坂を上って外に出たエリアになるので、散策の途中に立ち寄るというよりは、散策前または散策後の食事となります。昨今のプリトヴィツェ国立公園の人気ぶりを考えると、セルフサービスレストランを除くレストランで食事をしたい場合は、事前に予約をしたほうがよいかもしれません。

その他の売店やカフェ

このほか、サンドイッチや伝統スイーツなどが買える売店やカフェテリアがありますが、品ぞろえが悪かったり、混んでいたり、値段が高かったりするので、プリトヴィツェ国立公園へ出発前に、ザグレブのバスターミナル等で、サンドイッチやミネラルウォーターなどを購入して、公園内での食料調達は、いざというというときのバックアップにとどめておくのがおすすめです。

プリトヴィツェ国立公園の天気予報

(注意)7日間天気予報、3日間詳細予報は、データを基にした機械的な予報をそれぞれ異なったメソッドで自動表示しているため、両者の予報内容にずれが生じる場合があります。

プリトヴィツェ国立公園訪問時の注意点

  • 標高が高いため、プリトヴィツェ国立公園エリアは、ザグレブより2-3度気温が低くなります。また、電気ボート乗車時は、結構肌寒いことがあるので、ウィンドブレーカーのほか、防寒対策をお忘れなく。
  • 結構上り下りのある遊歩道なので、歩きやすい靴が必携です!
  • 雨が降ったりして、濡れると木道が滑りやすくなります。足を滑らせて捻挫されるケースもありますので、足元には十分ご注意ください。

小さなお子様連れのプリトヴィツェ国立公園散策

たまに、ベビーカーにお子さんを載せているファミリーも見かけますが、結構、階段が多いので、ベビーカーがかえって荷物になる場合もあります。可能なら、背中に背負うタイプのほうが動きやすいかな、と思います。

よくある質問

日帰りではなく、1泊したほうがよいですか?

こればかりは、好みの問題なので、いつも返答に困ってしまいます。国立公園などがお好きなアウトドア派で、美しい自然にどっぷり浸り、長い時間を過ごしたい、という方でしたら、2泊されて大満足のお客様もいらっしゃいました。

管理人自身は、基本、ザグレブから日帰りがおすすめ。写真をバシバシ撮りながら、70代の両親と幼稚園・小学低学年の子供二人を連れて行ったときも、上湖・下湖の両方を、かなりゆったりペースで周りましたが、5-6時間歩ける方なら、日帰りで十分かな、と思います(但し、絶景スポットへは車で行きました)。一度、気合いを入れて、泊りがけで行ったこともありましたが、結局、一日で周遊してしまって、2日目はすることがなく、ちょっと期待外れだった経験があります。

弊宿にご宿泊のお客様も、ご家族に是非プリトヴィツェを見せたい!と再訪されるリピーター様も含め、日帰りで訪れる方がほとんどです。

おわりに

プリトヴィツェ国立公園にバスを利用していく方法については、こちらでご紹介しています。

クロアチアのビーチ

【完全保存版】クロアチア旅行・観光のすべてがわかる!【総論編】

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コメント

  1. 大葉 直 より:

    公園内の歩き方のルールについて教えて頂けませんか。インフォメーションセンターにメールで問い合わせたのですがもう一つ要領を得ません。「If you have purchased entrance1 tickets you have to adhere the rules and enter at entrance1 and follow one of the programs that start from entrance1 and that is A,B and C.」という回答でした。この公園内はこれらの定められたコースのどれか選び、その通りに歩かなければならないという事でしょうか。自分でコースを決めるということは出来ないのでしょうか。
    もしそうであるなら私達夫婦はAコースを選ぶことになりますが、このコースは我々のような年配者(76歳と75歳)でも3時間半ほどあれば歩けるでしょうか。我々はもちろん若い頃と同じにと言う訳には行きませんが、普通に歩くことが出来る状態です。
    お教え頂ければ幸いです。

    • alta より:

      ご質問ありがとうございます。歩き方のルールですが、最近、コース以外のルートを歩くと罰金、というような情報も出回っているようですね。先日も質問をうけ、調べてみたのですが、「罰金うんぬん」というのは、おそらくグループむけ情報で、個人ビジターには適用されないと思っています(間違っていたらすみません)。ただ、訪れる時期にもよりますが、近年のプリトゥヴィツェ湖群国立公園の混雑は、異常なので、コース以外の歩き方(たとえば逆行して歩くなど)は、事実上、不可能というか、快適でないのではないかと思料します(危ないかもしれません)。
      そこでご質問のAコースですが、普通に空いている時期で、普通に歩ける年配の方でしたら、3時間半もあれば充分大丈夫です。ただ、混雑状況によっては、どうなるかまったくわかりません(Aコースは、ボート待ちも電気バス待ちもないので、混雑の影響は受けにくいと思いますが)。
      ちなみに2011年初夏に、当時70代前半だった両親と行ったときは、Cコースを歩きました。もしお時間に余裕があって、混雑していないシーズンでしたら、下湖とはまた雰囲気の違う上湖へいらっしゃるのも、おすすめです。小さい子供たち(当時3歳と5歳)がいて、スローペースだったこともあり、両親の体力的にもまったく無理はなかったように記憶しています(写真の記録では9時スタート、15時には食事もすませてバス乗り場に戻っていたようです)。
      ただ、最近は、混雑がいやで、実際に訪れていないので、詳しい状況はよくわからない状態です。あらかじめお詫び申し上げます。