民俗舞踊の祭典「Đakovački vezoviジャコヴァチュキ・ヴェゾヴィ(ジャコヴォの刺繍)」

2019年7月6‐7日の週末、ザグレブから東に240キロ(車で約2時間半)、内陸部スラヴォニア地方のジャコヴォĐakovoで毎夏開催される民俗舞踊フェスティバル、ジャコヴァチュキ・ヴェゾヴィ(ジャコヴォの刺繍)祭へ行ってきました。

ユネスコ無形文化遺産に登録されているイベント「リェリェ」の一団

町の規模が小さく、イベントとしてもまだまだマイナーなため、出店や食事などの面では、イマイチ感がぬぐえませんでしたが、普段は博物館でしか見ることができない豪華で美しい民俗衣装や迫力満点の民族舞踊を満喫!あたたかみにあふれる素朴さが残るイベントを楽しむことができました。2019年第53回「ジャコヴォの刺繍」民俗祭のスケジュールはこちら

豪華で美しい民俗衣装
スポンサーリンク

「ジャコヴォの刺繍」民俗フェスティバルの舞台はスラヴォニア地方のジャコヴォ

「ジャコヴォの刺繍」民俗フェスティバルが開催されるのは、クロアチア内陸部スラヴォニア地方の町、ジャコヴォ Đakovo 。堂々とした大聖堂が印象的なこじんまりした町です。

ジャコヴォの大聖堂

「ジャコヴォの刺繍」祭のスケジュール

「ジャコヴォの刺繍」祭、2019年のオフィシャルスケジュールを見ると6月28日(金)からとなっていますが、最終日(7月7日)とその前日(6日)に行きました。

最終日前日の土曜日は、大聖堂隣にあるストロスマエル公園に設営された舞台で、18時半から20時半まで、11のグループが民俗舞踊を披露。

緑に囲まれたステージ

うち、8グループがイタリアやドイツ、オーストリア、チェコ、ボスニアなどからの国外グループ。イタリアやチェコのグループなど、自国の民俗舞踊を踊るグループもありましたが、興味深かったのは、各地へ移住したクロアチア系住民コミュニティによるグループの公演。クロアチアの民俗衣装で、クロアチア語の歌唱、クロアチアの民俗舞踊を披露。21時から22時は、今年のパートナー国、スロヴァキアのプログラムでした。

チェコから来た民俗舞踊グループ

パートナー国の民芸品スタンドもある!

土曜日夕方の舞台パフォーマンス前には、大聖堂前の広場に、今年のパートナー国スロヴァキアの民芸品のスタンドが出店され、実演デモンストレーションもありました。

スロヴァキア工芸クラフト卵オーナメント実演販売

美しい民俗衣装を身に着けた女性が作っているのは、細かい模様が美しい卵型オーナメント!

美しい卵のオーナメント

年配の女性が作っているのは、周辺エリアあちこちでよくみられるボビンレース

身に着けている衣装のえりやそで口も手編みのレースなのかな?

立ち寄ったときは実演は見当たらなかったけど、かわいい麦わら細工オーナメントのスタンドも。

実演つきスタンドは、パートナー国パフォーマンス前には撤収されていました。

最終日の午前中は、豪華パレード

最終日日曜日のプログラムは、大聖堂前の広場で8時半からスタート。うっかりしていて9時すぎからのんびり見物に行くと、大勢の人だかり。大聖堂側に行くと最前列で間近にパレードを堪能することができました。

大聖堂の前に貴賓席がある模様で、そこでは踊りなどパフォーマンスも。次に行くときは、ちゃんと早めに場所取りをしようと心に決めました。

大聖堂と反対側は日陰で、地元のお年寄りは折り畳みいす持参。でもほとんどの人は立ち見でした。

全部で51のグループが、大聖堂前のほか、随時パフォーマンスを披露しながら進むパレードは、夏の暑い盛りでしたが、とても楽しかったです。また、見物客もパレード参加者も身内同士の和気あいあいとした雰囲気も、ほほえましかったです。パレード参加者は年配の方から子供まで。地元をあげてのお祭りです。

金コインはスラヴォニア地方民俗衣装の伝統装飾
マケドニアから来た一団

パレードの最後をかざるのは、ジャコヴォが誇るリピツァ馬の馬車と、騎乗の人々。ここは、パレードに出ている人が楽しんでいる感じで、特に馬好きでない私は、最後まで見なくてもよかったかも。

次から次へと続く馬車パレード

パレードは10時半に終了し、またストロスマエル公園の舞台でパフォーマンスがありました。午前中はおもに子供たちによるパフォーマンス。つづいて、前日夜と同じ国外参加グループ。地元スラヴォニアのグループによるパフォーマンスは、日曜日の夕方遅くのプログラムでした。

出番が終わったパレード参加者たちもぶらぶら。気軽に撮影に応じてくれる

地元スラヴォニアのパフォーマンスには興味ありましたが、夫や子供たちと一緒だったので、今回は断念。パレードでかなり満足したので、民俗舞踏フェスティバルをあとにし、ジャコヴォが名高いリピツァ馬飼育牧場へ行きました。

食べ物や買い物はかなり期待外れ

事前情報が全くなかったのですが、お祭りなので、食事は屋台ですませようと思っていたら、スラヴォニアの名物グルメは一切なく、あるのは、ハンバーガーやチェバピ、揚げパン(甘くなく塩味っぽい)とパンくらい(パサついていてあまりおいしくなかった)。ドリンクもごく普通。

町の中心部なので、レストランやカフェ、スイーツショップもなくはないのですが、キャパ以上の人が集まるので、どこも一杯。食事はあまり期待しないか、なんらかの対策を立てておいた方がよさそうです。

民芸品などの屋台も、伝統工芸金刺繍小物や、民俗衣装、刺繍のテーブルクロスなどがありましたが、あまり残念ながらあまりほしいと思うものがありませんでした。

テーブルクロス屋さん
伝統工芸金刺繍のアクセサリーや小物

1泊二日がおすすめジャコヴォ民俗フェスティバル

最終日の日曜日は一日中イベントが行われていますが、パレードが10時半には終わってしまうので(最後の10-20分くらいは馬車や騎乗)、あさイチに余裕をもって見物に出かけるには、前泊がおすすめ。

日曜日は遅くまで舞台パフォーマンスがあるうえに、夏のさなかで暑いので、できれば休憩できるよう市内中心部に二泊部屋をとれれば、最大限楽しめるといえます。

ただ、ジャコヴォはもともと宿泊施設が少なく、国外から参加する人たちも大勢いるので、市内の便利なところは、どこも満室で、宿探しは難航しました(たまたま直前に、中心部のすごく便利な場所に新規アパートがオープンし、泊まることができました。すべて満足でしたが、中心部は移動遊園地が超うるさかったので、耳栓が必携です!)。

スラヴォニアの地元のパフォーマンスが見られなかったのは、心残りではありましたが、暑さや食事などを考えると、一泊二日でパレードだけでも充分堪能できたかな、と思いました。

私たちは車で行きましたが、ジャコヴォへはバスや鉄道でも行くことができます。

スポンサーリンク
Booking.com

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする