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初めてのクロアチア旅行、お金はどうやって持っていくのが一番お勧め?損をしない両替は?

クロアチアの通貨・両替
クロアチアの通貨・両替
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クロアチアは、2013年7月からEUに加盟していますが、通貨はまだクロアチア・クーナ(HRK)のまま。日本では、まだクロアチア・クーナに両替することができないので、クロアチアを観光する際に、どうやってお金を持っていくのが一番お得で便利か、悩ましいところです。

今回は、クロアチア旅行に行く際に、お金をどう準備するのがよいか、お勧めの両替方法などについて、ご紹介します。

クロアチア旅行のお金のおすすめテクニックをまとめると以下のようになります。

  • クレジットカードで払えるものは、クレジットカードで払う
  • 両替は、日本円現金からできるが、クロアチア国内に入国後、銀行または両替所でクーナに替える。
  • 両替所は、観光客しか行かないような場所はレートが悪いので避ける。
  • 両替のときは、少額紙幣を必ず混ぜてもらう。
  • パスワードに気を付けて、ATMでキャッシングするのも便利。
  • いざというときのために、ユーロの少額紙幣や硬貨があるとなお安心。
  • トラベラーズチェック(死語?)は使えない。
  • 旅行前に、1万円が何クーナになるかチェックしておく。

以下、詳しく説明していきます。

2020年7月10日、クロアチアはユーロ導入に向けた準備過程である欧州為替相場メカニズム2(ERM2)への加盟を承認されました。既定の条件が2年間以上維持された場合、ユーロ導入に向けた実務面の準備がスタート。この準備には通常1年を要するため、クロアチアのユーロ圏入りは早くて2023年になる見通しです。ちなみに、中心レートは1ユーロ=7.53450クーナとなっています。
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 クレジットカードで払えるものは、クレジットカードで払う

クロアチアでは、今のところ、比較的治安もよく、トラブルの話も聞かないうえ、クレジットカードやデビットカードが使えるところが多いので、一番交換レートがよいクレジットカードの利用がおすすめです(但し、JCBカードの取り扱い店はまだ少ない)。

レストランやホテル(プライベートアコモデーションを除く)はもちろん、スーパーマーケットをはじめ、キオスク、プリトヴィツェ国立公園の入園券、鉄道やバスの切符など、結構あちこちで、クレジットカードが使えて便利です。

クロアチアクーナ現金が必要なものは?

一方、現金しか使えないところは、

  • カフェ、パン屋(大手チェーンはカード可)、青空市場、屋台のお店
  • プライベートアコモデーションの場合は宿泊代(ユーロで払える場合も多い)
  • 地元の人に人気のシンプルなレストラン
  • タクシー(カードが使える会社もあります)や空港バス、バスに乗り込んだあと、運転手さんに直接払う場合の長距離バスなど

地元特有のかわいいアクセサリーが買える貴金属屋さんもカード払いができない場合がありますし、ちょっと高額なジュエリー類は、現金だと割引してくれる場合もあります。 

両替用の現金は日本円で大丈夫

クロアチアクーナへの両替

カードで払えないもののために、両替用の現金は、わざわざユーロに両替しないで日本円をメインに持っていって問題ありません。

両替は、屋台等でのお土産の大量購入などがなければ、とりあえず、一人一日3000円分くらいを目安に、最初に1-2万円を両替し、あとは様子を見ながらがよいでしょう。

両替する場所の選び方

両替は、経由地空港の両替所はレートが大変悪いので、クロアチア国内に入国後、銀行または両替所でクーナに替えるのがおすすめ。銀行での両替にはパスポート提示が必要です。

銀行や市内の両替所はだいたいどこでもレートに大きな違いはありませんが、以下の両替所は交換レートが悪いので、両替は必要最低限がおすすめです。

  • スロヴェニア等からバスで入国した際の国境すぐの両替所
  • 空港内に入っている両替所
  • ドゥブロヴニク旧市街内など観光地の両替所
  • ショッピングモール内の両替所

両替時の注意点

両替する際には、500クーナ札以上の高額紙幣は避け、200クーナ以下の少額紙幣もまぜてもらうように頼みましょう。

クロアチア・クーナが余ってしまった場合、日本円への両替は難しいので、ユーロや米ドルに再交換することになります。

現金はATMが便利

使い方が慣れたらATMを利用して、クレジットカードのキャッシングが楽で、交換レートも悪くないです。

空港や長距離バスターミナル、主要な鉄道駅などには、クロアチア各行のATMが複数台併設してあります。

ザグレブ空港のlATM

ただ、クレジットカードのキャッシングは、パスワードを3回連続して間違えると、カードをATMに飲み込まれてしまい、銀行によっては、返却してくれない場合もあるので、クロアチア旅行の2週間前あたりに、一度、国内で試してみた方がよいかもしれません(万が一の場合、再発行してもらうため)。

近年カードを差し込むのではなく、所定位置にタッチするだけでよいATMも増えてきました。タッチ決済対応カードの場合、これだとカードが飲み込まれる心配もないので、安心です!

また、弊宿にもう何年も毎年1-2回いらっしゃるリピーター様は、手軽さ重視で、日本の銀行の銀行口座から直接外貨でおろせるサービスをご利用されているとのこと。これだと、若干手数料は高めのようですが、普段使っているのと同じパスワードなので、安心です。さらに、念のため、一人のときは銀行営業時間中の銀行横のATMを使うようにされているそうです。

【ATMでキャッシングするときの超・裏技】 銀行のATM端末でキャッシングするとき、手数料課金を承認するかどうか、Yes/Noで答える場合がありますが、 この確認がある場合、確認が表示されない場合と比べて、1-3%の手数料を追加されることがあります。 ただ、ザグレバチカ銀行のATM端末では、この確認画面を無視して、10秒ほどにらめっこすると、手数料なしのレートでお金が引き出せます。

いざというときのために、ユーロの少額紙幣や小銭があると万全

キャッシングや両替が間に合わなかったり、困ったときには、ユーロ現金なら受け取ってもらえる場合もあります。

特に、ドゥブロヴニクやスプリットなどの観光地、ザグレブでも市内中心部の観光客向けのお店やレストランなら、ユーロ現金の受け取り率も比較的高いです(但し、交換レートはお店によります)。

万全を期すなら、100-200ユーロくらいを、少額紙幣や小銭で持っておくと、いざというときに役立ちます。

また、空港の免税店は、クーナももちろん使えますがユーロ表記です。

そもそもクロアチア・クーナの交換レートはいくらくらい?

旅慣れたお客様でも、なぜか両替の際にはパニック気味で疑心暗鬼になってしまう方をよく見かけます。1万円がおよそ何クーナになるか日本出発前に調べておくと安心です。

実際にクロアチアの金融機関で両替をするときのレートは、クロアチア最大大手のザグレバチカ銀行のサイトを参考にしてください(別の記事で詳しくご紹介していますが、銀行間での交換レートの違いはあまりありません)。

クロアチアで両替をするときは、だいたいこんな表が提示してあります。クーナをもらうときのレートはBuying rateです。

(一例)ザグレバチカ銀行の2016年4月のクロアチア・クーナ交換レート
(一例)ザグレバチカ銀行の2016年4月のクロアチア・クーナ交換レート

これは、日本円100円で5.987クーナもらえる、ということ。つまり、1万円を両替すると598.7クーナになる(逆に、1クーナは100÷5.987=16.7円)ということです。

クロアチアのお金に関するその他の情報

クロアチアのお金・両替に関するその他の情報については、

もあわせてご覧ください。

まとめ

お金の心配が解決すると、ちょっと気が楽になってきますね。クロアチア旅行のお金のお勧めテクニックをまとめると以下のようになります。

  • クレジットカードで払えるものは、クレジットカードで払う
  • 両替は、日本円現金からできるが、クロアチア国内に入国後、銀行または両替所でクーナに替える。
  • 両替所は、観光客しか行かないような場所はレートが悪いので避ける。
  • 両替のときは、少額紙幣を必ず混ぜてもらう。
  • パスワードに気を付けて、ATMを利用するのも便利。
  • いざというときのために、ユーロの少額紙幣があるとなお安心。
  • トラベラーズチェックは使えない。
  • 旅行前に、1万円が何クーナになるかチェックしておく。

クロアチアは、まだしばらくは、ユーロ圏に入らないようなので、クロアチア旅行のときのお金の問題は、まだしばらくつづきそうです。ただ、クロアチアでは、他の新興国の観光地のような両替トラブルはほとんどありませんので、事前にほんの少し心の準備ができていると、より安心できますね。

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