ヨーロッパでは昔から夏のリゾート地として知られたクロアチア。そんなクロアチアのおすすめスポットを厳選してご紹介します。
クロアチア旅行のマップ
地図中のアイコンをクリックすると地名が表示されます。
- 赤紫のカメラ印:2大マスト観光スポット
- 紫の双眼鏡印:ツアー定番の観光スポット
- オレンジの♡:胸キュンおすすめ観光スポット
- 緑の☆:オンリーワンinクロアチア
- 茶色の✔:周辺各国のツアー定番観光スポット
クロアチア旅行ではずせない二大マストスポット
クロアチア観光を代表するみどころ、ドゥブロヴニクとプリトヴィツェ湖群国立公園。地図の赤紫のカメラ印です。
アドリア海の真珠、ドゥブロヴニクDubrovnik
世界遺産
近年観光地化が激しいので、長居は無用ですが、クロアチアが誇るトップ観光地、ドゥブロヴニク。一度は行っておくべきです。



プリトヴィツェ湖群国立公園Plitvice Lakes National Park
世界遺産
ユネスコ世界自然遺産、エメラルドグリーンの神秘的な湖が魅力あふれる滝でいくつも連なる圧巻のプリトヴィツェ湖群国立公園(クロアチア語ではPlitvička Jezera(プリトヴィチュカ・イェゼラ))。四季折々の風景が息をのむ美しさで、一年中、訪れる人々を魅了しています。

ただし、近年、春から秋にかけては団体ツアーが押し寄せ、激混み。チケットのオンライン販売も入場制限つきでスタートしています。入場時間枠が決まっているのと、24時間を切ると購入できない点が要注意ですが、オンライン入園券を購入しておくと、入園がスムーズです。



団体ツアーでも行くことが多いクロアチア観光定番スポット
(上の地図中、紫の双眼鏡マーク)
ザグレブZagreb
クロアチアの玄関口でこじんまりした首都のザグレブ。歴史的に、オーストリア・ハンガリー帝国の影響下にあり、落ち着いたヨーロッパの街なみです。物価もアドリア海沿いのリゾート地に比べると格安で、治安もよく、お土産などの買物や何気ないぶらぶら散策が楽しいと好評です。

スプリットSplit
世界遺産
ローマ帝国時代の遺跡に人々の日常が活気づくクロアチア第二の街。アドリア海沿いで、フヴァールHvar島やブラーチBrač島など、アドリア海の島々へ交通の拠点でもあります。

トロギールTrogir
世界遺産
町全体がユネスコ世界遺産に指定されているこじんまりしたかわいい街トロギール旧市街。実は、スプリット空港はトロギールのほうに近いので、スプリット空港を利用するなら、ついでに足を延ばしてもよいかも。

シベニクSibenik
世界遺産
ユネスコ世界遺産に登録された聖ヤコヴ大聖堂が見どころ。アドリア海沿いの街の美しい街並みが楽しめます。ツアーではバスで移動する途中なので寄ることが多いですが、個人旅行ではわざわざよらなくてもよいかな、という気がします。

時間に余裕があったら絶対行きたい胸キュンスポット
いかにもクロアチアらしい絶景を求めていくなら、熱烈おすすめ!なのですが、アドリア海の離島にあったり、冬場は閑散とするので、安定・確実を求める団体ツアーでは、あまり行かないスポットです。(上の地図中、オレンジの♡マーク)
いずれも6-9月の観光ハイシーズンがおすすめ(7月中旬から8月中旬のトップシーズンは避けた方がよいです)。
白いビーチと青が美しいズラトゥ二・ラトZlatni Rat(ブラーチBrač島)
クロアチアの美しいビーチの筆頭定番ズラトゥニ・ラト。水色から紺碧に透明な海が広がり、白い砂利浜とのコントラストが美しすぎて、ロマンティック炸裂すること間違いなしです。

神秘的な青が広がる青の洞窟
青の洞窟といえば、イタリアのカプリ島が有名ですが、クロアチアのアドリア海にも、青の洞窟があります。息を飲むほど美しい幻想的な風景は、きっと旅行のハイライトになるはず。

ロマンティックな雰囲気のロヴィニュRovinj
おとぎ話のなかから抜け出てきたようなロマンティックな街ロヴィニュ。ドゥブロヴニクほど有名ではないのですが、一度行ったらとりこになってしまう中毒性ありの穴場です。

ツウ好みの穴場スポット
定番観光スポットの動線上からはずれていたりするため、団体ツアーのザ・定番には入っていないのですが、どこも似たかんじのアドリア海の海辺の街に比べると、それぞれ、他にはない特色のある街で、個人的にはお勧めです。(地図中、緑の★マーク)
クロアチア本土にあるので、交通のリスクがあまりないのもうれしいところ。ただし、冬場はバスの便もぐっと減る傾向があるので、要注意です。
日没後に輝くオブジェが楽しいザダルZadar
世界遺産アドリア海沿いの教会や遺跡、宝物殿や海辺の街歩きが楽しめるだけでなく、波が奏でる不思議な音色のシーオルガンや、たそがれ後、色とりどりの光が輝く「太陽に挨拶」などの都市オブジェが印象的な街。ヴェネチア時代の防護システムが、ユネスコ世界遺産にも登録されました。

ビザンチン様式のモザイク画がみごとなポレチュPoreč
ビザンチン様式の宗教美術に興味があるなら、ポレチュのエウフラシウス聖堂がおすすめ。

コロッセオの保存状態がよいプーラPula
円形闘技場、イタリアのローマだけでなく、クロアチアにもあります。サイズ的にはローマのコロッセオの二分の一ですが、観光だけではなく、コンサートなどに利用されています。
空港もあって交通の便はよいのですが、街的にはちょっとごちゃごちゃしているので、個人的には、宿泊は不要、半日程度ふらりと訪れるのがおすすめです。


モトヴンMotovun
イストゥラ半島の内陸部にあり、バスなどで行きにくいのが難点ですが、小高い丘の上に築かれた石畳の雰囲気たっぷりの街。天空の城を思わせる風景です。
また周囲は、トリュフや上質のオリーブオイルやワインなど、グルメの宝庫。

ストンSton
昔ながらの天日干し手法が続く塩田は、2005年愛・地球博のクロアチア館のテーマ。うまみたっぷりのおいしい塩は「何度も行って失敬しました」とおっしゃるファンの方も。昔は金と同価値の塩を守るために城壁が築かれた街は、すぐそばに牡蠣の養殖に適した入江があり、小粒ながらおいしい牡蠣が食べられます。

クロアチア旅行とあわせて行くことが多い周辺各国の観光スポット
団体ツアーで、ほぼ必ずといっていいくらいクロアチアとセットになっている定番の観光スポットは以下の通り。(上の地図では茶色の✔マーク)
- リュブリャナ、ポストイナ鍾乳洞、ブレッド湖(スロヴェニア)
- モスタル(ボスニア・ヘルツェゴヴィナ)
- コトル、ブドヴァ(モンテネグロ)
日本では経験できない陸路での国境越え体験と、多様性にあふれる文化や自然を体感できる魅力があります。隣国といっても、クロアチアの主なスポットからバスで片道2-3時間、日帰りで行ける気軽さです。
ただ、ボスニア・ヘルツェゴヴィナとモンテネグロは、交通事情が悪いため、現地ツアーを利用したほうが効率がよいでしょう。詳しくは別記事に譲ります。
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