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【クロアチア旅行の超お勧めアイテム】絶対役立つカフェ徹底利用ガイド

役に立つ豆知識・トリビア
役に立つ豆知識・トリビア クロアチアの飲物・カフェ
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クロアチアにいらした方が、一番驚かれることの一つに、街なかのあちこちにあるカフェが、どこも地元の人で朝早くから夜遅くまで賑わっていることが挙げられます。クロアチアでは、カフェバーcaffe barといい、いわるゆ「カフェ」+アルコールが飲める「バー」の両方の機能を備えたカフェが一般的です。

外国人旅行者としては、ちょっと敷居が高いカフェバーですが、実は、価格設定が大変リーゾナブルで、無料WiFiが使えるところも多く、疲れた足を休めて地図チェック、トイレ休憩までできるなど、いいことづくめ。

今回は、そんなカフェバーの人気の秘密と、クロアチアのカフェバーを、安心して使いこなすワザをご紹介します。

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食べ物を提供しないカフェバーは、食べ物持ち込みOK!

街の中心部の観光客が多く行くエリアでは、サンドイッチやスイーツなどを提供するカフェも増えてきましたが、クロアチアのオーソドックスなカフェバーは、おつまみを含め、食べ物を全く出さないところがほとんど。

そんなカフェバーでは、お気に入りのドリンクを一杯頼んで、近くのパン屋さんで、お総菜パンやサンドイッチなどを買って持ち込み、その場で食べる地元のクロアチア人の姿をよく見かけます。

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一人旅でレストランに入るのがちょっと億劫なときや、時間がないときなどには、是非、マネしたいお勧めのテクです。

コーヒー、ビールが安い!

クロアチアのカフェバーは、価格設定がすごくリーゾナブルなのが、大きな特徴で、街なかのカフェが大勢の人でいつも賑わっている理由も納得できます。

ドゥブロヴニクの旧市街やスプリットのウォーターフロント(リヴァ)、ザグレブのイェラチッチ広場周辺やトゥカルチチェヴァ通りなど、観光客が多く行くエリアでは、若干値段が高めになりますが、それ以外のごく一般的なカフェバーの値段の目安は以下の通りです(高めの店では2-3割増が目安です)。

  • エスプレッソespressoまたはkava8-10クーナ
  • マッキャートmacchiatoまたはkava s mlijekom(ミルク入りエスプレッソ)10-12クーナ
  • カプチーノcappuccino10-12クーナ
  • カフェオレ(ビエラ・カヴァbijela kava)12-14クーナ
  • ガス入りミネラルウォーターmineralno (gazirano)(250ミリ)8-10クーナ
  • ティーčaj8-12クーナ(ハチミツmedの有無による。詳しくは下記)
  • 瓶入り国産ビールpivo(500ミリ)15クーナ

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200円程度で、ちょっとクロアチアっ子を気取って、素敵なおしゃれな空間で、ゆったりすごすひととき、利用しない手はないですよね。

フルーツジュースや炭酸飲料はちょっと高め

コーヒーやお茶、ミネラルウォーターやビールが、とてもリーゾナブルなのに比べて、フルーツジュースやコーラなど炭酸飲料の値段は、ちょっと高めなので注意が必要です。

下も、観光客向けでなく、ごく一般的なカフェバーでの値段の目安です。

  • オレンジジュースsok od narančaなどフルーツジュース(200ミリ)14-16クーナ
  • コカ・コーラやファンタなど(250ミリ)13-15クーナ

無料WiFiが使えるところが多い

こんな表示があるカフェバーでは、店内で無料WiFiが使えます。

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利用するには、ウェーターさんにパスワードを聞く必要があります。

無料WiFiが使えるカフェバーがあちこちにあるので、クロアチアでは、オンライン地図を見ながら歩き回るのでなければ、面倒な設定が必要なレンタルWiFiなどは必要ないかもしれません。

長時間いてもいやがられない

日本だと、カフェに長居をすると、頻繁にお冷を取り換えに来たりして、追加注文するか、お店を出るか、無言の圧力がかけられたりしますが、クロアチアのカフェバーでは、地元の人たちは一杯のドリンクで、1-2時間のんびり時間を過ごすことはざら。いたいだけゆっくりしても大丈夫です。

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急いでいるときは、飲物が来た段階で支払いをすませてしまう

カフェでのお支払は、海外で定番の、テーブルで払う方式が普通で、日本のように、レジまで行って支払うことは、まずありません。

上の長居ができるのと表裏一体なのですが、日本人的に困るのが、支払いをすませてお店を出たいと思っても、ウェーターさんがなかなかお勘定をもってきてくれなかったり、お金を取りに来てくれなかったりして、行きたいときにお店が出られないことがあります。

そんな事態に陥ってしまったときには、最終手段として

  • レジまで払いに行く
  • お釣りがいらなければ、テーブルにお金をおいて出る

という手段が考えられますが、一番お勧めは、飲物が来た段階で、お支払を済ませてしまうことです。

ただ、ごくまれに、カフェ滞在中に、ウェーターさんのシフトが交代となり、新しいウェーターさんが途中で来ることもあるので、支払い済みのレシートは、カフェを出るまで持っていた方が安心です。

営業時間がとにかく長い

クロアチア庶民と観光客の強い味方カフェバー、営業時間も朝6時から夜中の12時まで開いている場合も多く、朝早くから夜遅くまで、頼りになる存在です。

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アメリカンコーヒー(フィルターコーヒー)はほとんどない

そんな超お役立ちなクロアチアのカフェバーですが、唯一、日本人の旅行者が困ることといえば、アメリカンコーヒー(フィルターコーヒー)がないこと。

クロアチアでは、コーヒー(kavaカヴァ)といえば、エスプレッソがベースなので、ちょっと薄めのコーヒーをたっぷり飲みたいときには、ビエラ・カヴァまたはカフェラテを頼むことになります。

または、お気に入りの携帯用フィルターコーヒーを持参して、宿泊先で入れるという手もあります。

【裏技】無糖のアイスコーヒーがどうしても飲みたいとき

ここ数年、カフェフラッペのような、冷たいコーヒー飲料も、カフェで飲めるようになってきましたが、甘味がついていたり、提供していないお店も多かったり。

夏場には、無糖のアイスラテがどうしても飲みたくなる私は

  • ダブルエスプレッソ
  • 冷たい牛乳100ミリ
  • 氷をたくさん入れたグラス

を頼み、テーブルで自分でアイスコーヒーを作ります。

アイスコーヒーを厨房で作ってくれるよう頼んだことも何度かありましたが、なぜか「できない」と断られるので、うえの自力救済のスタイルに落ち着いています。

紅茶はあまりなく、ハーブティーやフルーツティーが一般的

最近でこそ、市内中心部のちょっとおしゃれなカフェバーでは、紅茶crni čajを提供するところも増えてきましたが、クロアチアのカフェバーで、お茶(ティー、クロアチア語ではčajチャイ)といえば、ハーブティーやフルーツティー。それに、レモンやハチミツを入れていただきます。

カフェバーで一般的なお茶の種類は

  • カモミール(クロアチア語はkamilicaカミリツァ)
  • ローズヒップ(šipakシパック)
  • フルーツ(voćni čajヴォチュニ・チャイ)
  • ミント(mentaメンタ)

など。

【要注意】お茶はティーバッグのセルフサービスかも

クロアチアのカフェバーで、お茶を頼むと、ティーポットで出てくるときと、下のようにティーバッグをセルフサービスで出てくるときがあります。

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お喋りに夢中になっていたりすると、このティーバッグをカップのお湯に入れるのを忘れてしまうこともあり、しばらくたってから、お白湯のままなことに気付いたりすることもあるので、ご注意下さい。

コーヒー以外、お冷は出てこない

クロアチアのカフェバーでは、エスプレッソやカプチーノなど、コーヒー系のドリンクを頼むと、必ずお冷がついてきますが、それ以外の飲物は、基本、お冷がでません。

ボトル入りのガスなしミネラルウォーターmineralno negaziranoが飲みたい場合は、注文すればよいのですが、無料のお冷(水道水)が欲しいときは、その旨を頼めば、持ってきてくれます。

(英語)Tap water, please.

(クロアチア語)Čašu obične vode, molim Vas.(チャーシュ・オビチィネ・ヴォデ・モーリム・ヴァス)

ただ、ドゥブロヴニクの旧市街や、夏の海辺のリゾート地では、たまに、無料の水道水を頼んでも、有料のボトル入りの水をもってきてチャージされることもありますので、ご注意下さい。

たばこは吸える?

喫煙率がまだ結構高いクロアチア、愛煙家は屋外のテラス席を利用することが多いのですが、屋内でも喫煙可能で、入ってみたらタバコくさくてびっくり、ということも比較的よくあります。嫌煙家の方はちょっと注意が必要です。

クロアチアで愛されているご当地ドリンク

郊外にワイン畑を持っている家庭もそれほど珍しくなく、自家製ワイン造りが伝統的に生活に溶け込んでいるクロアチア。それほど上質でないワインを、昼間から普段飲みする習慣があり、カフェバーでも、10クーナ前後で飲むことができます。

  • ゲミシュトgemišt 白ワインにミネラルウォーターを入れた飲物。爽やかで美味しい。
  • ベヴァンダbevanda 赤ワインにガスなし水を入れた飲物。

せっかくなので、トライしてもみてもよいかもしれません。

【おまけ1】カフェ御用達コーヒー豆のブランド考

クロアチアのカフェバーでは、使っているコーヒー豆のブランドの看板が出ていたり、ロゴがプリントされたコーヒーカップを使っていたりします。

メジャーなコーヒー豆のブランドは

coffee franck クロアチア最大大手のコーヒーメーカー

coffee lavazzaイタリア(トリノ)のコーヒーメーカー

coffee julius meinlウィーンのコーヒーメーカー

coffee illy  イタリア(トリエステ)のコーヒーメーカー

 coffee superiore上記クロアチアFranck社のサブブランド

などをよく見かけますが、クロアチア在住の味にうるさい日本人の間では、Lavazzaの評判が一番よいようです。

【おまけ2】どうして凍える冬でも外のテラスに座っているの?

地中海気候で、冬でも比較的気候が温暖なアドリア海沿岸はともかく、雪が積もって真冬日になることもあるザグレブでも、冬に屋外のテラス席も営業しているカフェがあります。屋外用の電気ストーブが設置され、お客さんは分厚いコートや手袋をつけたまま、カフェの椅子に備え付けてある毛布にくるまって、お茶している風景をたまにみかけます。

なぜそこまでして外でお茶することにこだわるかというと、理由は2つ。一つ目は、たばこが吸いたいから、そして二つ目は少しでも太陽の光に当たりたいから、です。ヨーロッパの冬は、どんより曇った日が多く、少しでも太陽の光にあたりたいという気持ち、しばらく在住するとわかるようになってきます。

 

ちょっと長くなってしまいましたが、挙げてみると、カフェだけでも、知っておくと便利な小ワザや豆知識がけっこうあるものです。

具体的なお勧めカフェは、それぞれの地域・街のカテゴリーでご紹介します。

クロアチア人の生活の一部にすっかり溶け込んでいるカフェバー、使いこなして、クロアチアで暮らす雰囲気を、是非楽しんでください。

 

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