職場へのばらまきお土産に、クロアチアらしくて、かつ個包装のスイーツで喜ばれるもの、といえば、バヤデラBajadera。チョコレートにヘーゼルナッツとアーモンドクリームがはさまったスイーツです。

金紙に包まれた高級感あふれる包装。マッチ棒と大きさを比較してみました
クロアチアの大手お菓子メーカーKrašクラッシュ社の看板商品の一つで、クロアチア人にとっては、大定番中の鉄板お土産。クロアチア人のハートをわしづかみにしている国民的スイーツです。
包み紙をあけると、なかはこんな感じ
クロアチアのスイーツにしては珍しく、個包装になっているので、お土産にも便利です。
ただ、個人的には、激甘なだけで、それほど美味しいと思わないので、これまではあまり大きくお勧めしてきませんでした。一方、「結構好き」「美味しい」「お土産にとても好評だった」という日本人の方の話も結構聞くので、それならと、ご紹介することにしました。
この記事では、バヤデラのほかにもお土産に便利そうな、個包装の粒チョコについてもご紹介しています。
バヤデラは日本人のお土産むきか?
こればかりは、好みがわかれるので、なんとも言えませんが、私は正直なところあまり好きではありません。理由は、
- 味が濃厚に甘すぎるだけで、チョコレートの味もあまりせず「日本人の味覚にはあわないのでは?」と思ったこと
- 1粒あたり約2.5クーナという値段も、費用対効果的にいまひとつだと思ったこと、の2点。
【参考】バヤデラの原材料表示
ちなみに、食品表示法で定められている原材料表示は以下の通りです。
砂糖、ヘーゼルナッツ20%、カカオバター、アーモンド7%、カカオマス、レシチン、香料(1個あたりのカロリーは70キロカロリー)
試食用に1粒だけでも買える
好き嫌いに関しては、比較的あちこちにあるクラッシュ社の直売店の量り売りで、実際に買って食べてみるのが一番確実。
一粒だけでも買え、値段はひとつ約2.5クーナ(量り売りで、買うたびに値段が微妙に違うのが、とてもクロアチアらしい)。

表示価格は1キロ当たりの値段です
箱入りはクロアチア各地どこでも買える
お土産に買うときは、クラッシュ社の直営店で買うほか、クロアチア各地にあるコンズムなどほぼすべてのスーパーマーケットで買えます。たまに、スーパーマーケットで安売りをしていると、直営店より安く買える場合もあります。
よくある質問
200グラム入りの箱にバヤデラは何個入っているの?
1個あたり12.5グラムなので、200グラムなら16個、300グラムなら24個入りです。ほかにも、3個入り、100グラム入り(8個)、500グラム入り(40個)などがあります。小さいものから大きいものまで各種豊富な箱入りバヤデラは、入っている個数表示がなく、グラム表示だけ。ばらまきお土産に買うには、個数確認がかかせませんね。
バヤデラの姉妹品、バヤデラAmarusも新発売
2015年年末には新製品も発売。
ダークチョコレートにヌガーが入った商品で、甘さ控えめ。個人的には、こちらの製品のほうがおいしいかな、と思うのですが、
どうもあまり人気がないらしく、2016年夏にクラッシュ直営店で見たときには、オリジナルバヤデラが1キロ188クーナの定価なのに対し、新作バヤデラAmarusは100クーナに値引きされていました。なので、もしかしたら廃番になってしまうかもしれません。
バヤデラだけでないクラッシュ社の世界
Krašクラッシュ社は、日本でいうと森永製菓や明治製菓のような老舗の大手製菓メーカー。チョコレートをはじめ、キャンディやクラッカーなどを手掛けるクロアチア最大大手で、1911年創業の老舗です。
お土産に便利な個別包装の箱入りチョコレート菓子
バヤデラほど鉄板定番ではありませんが、他にも個別包装の箱入りチョコレート菓子を売っていて、つつみ紙の色がかわいいとお土産に好評です。いずれも1粒12.5グラム。お値段は、バヤデラより若干お手頃です。下のクラッシュ直営店カフェでは、各種プラリネがミックスされたパッケージもあります。

左手前グリオッテ、右手前クラッシュ1911、左奥ノヴェラ、右奥フォンタナ。バヤデラ、赤いグリオッテ、青いフォンタナの3つは、夫が子供のころからあったそうです。
グリオッテGriotte(チェリーリキュール入りチョコ)

サワーチェリーとリキュールをダークチョコでコーティング。よくあるチェリーリキュールチョコです。
フォンタナFontana

別名Ledene Kocke(クロアチア語で「氷のキューブ」の意味)ダークチョコのなかに甘いミント風味のフィリング入り
クラッシュ1911 (チョコレートのなかにクラッシュナッツが入ったクリーム入り)
(写真撮り直し中)
ノヴェラNovela

チョコレートのなかにヘーゼルナッツが粒で入っている
ちなみに、私の好みは、好きな順にグリオッテ、ノヴェラ、クラッシュ1911、フォンタナ、バヤデラ。今度、日本に一時帰国したときに、アンケートとったら結果追加しますね。
その他の人気お菓子
個別包装ではありませんが、ナポリタンケ(チョコウェハース)は、日本人の口にもあい、「美味しかったので、送ってほしい」と、ご帰国後、日本へ郵送を依頼されるお客様もいらっしゃるほど。
このほか、普通のお手頃価格の板チョコDorinaシリーズも、日本人のお客様に「手頃なのに美味しい!」と好評です。
直営カフェChoco bar Bonbonnière Kraš
直営のカフェChoco bar Bonbonnière Krašも、ザグレブ、オパティヤ、リエカでオープン。
バヤデラをテーマにしたスイーツなど、激甘!ですが、ここでしか扱っていないスイーツを提供していて

バヤデラケーキは濃厚すぎて、バヤデラ大好きの息子も半分しか食べられませんでした。バヤデラアイスなら食べられそうかも。
バヤデラ・ラブなクロアチア人を悩殺しています。
また、お土産に便利な、各種プラリネなど粒タイプの高級チョコや、上でご紹介した定番粒チョコ詰め合わせも買え

可愛くラッピングされたお土産用粒チョコ。値段は商品の下に書いてあるものです
きれいな包み紙やリボンで包まれたプレゼント用商品も売られていますが、ラッピング料金が追加されています。
バヤデラは日本でも買える
バヤデラは、アマゾンドットコムで200グラム入りが買えますし
こちらの通販サイトでも200グラム入りが買えます。
このほか、クロアチアの厳選食材を提供しているおいしいクロアチアでは、200グラム、100グラム、3個入りが買えます!
おわりに
旅行のお土産、悩ましいですよね。重くなくて、コワレモノでなくて(夏場は気をつけないと溶けてしまいそうですが)、好き嫌いが少なく、個包装でお土産定番のチョコレート、いろいろ種類が多く、これまでは適当にエイヤで決めていたのですが、今回の記事を書くにあたり、自分なりに分析できたので、これからは自信をもって選べそうです。
皆さんのお土産購入のご参考に、少しでもお役に立てればうれしいです。
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