クロアチア旅行の計画を立てる際の第一歩、クロアチアへ行く航空会社はどこがいいか、よく聞かれます。残念ながら、日本・クロアチア間は、ツアーのチャーター便を除き、直行便はないので、乗り継ぎとなります。
クロアチア旅行ヘビーリピーター様やクロアチア在住の皆さまからもご意見をいただき、クロアチア旅行におすすめの航空会社の選び方をまとめてみました。
フライトを選ぶポイント
東京・ザグレブ往復で、クロアチア旅行によく利用される航空会社の一般的な傾向をまとめてみました。
- 値段が安い:LOTポーランド航空、ターキッシュ航空、カタール航空
- 所要時間が短い:LOTポーランド航空、ルフトハンザ航空、オーストリア航空
- 乗り継ぎが楽:オーストリア航空、ミュンヘン乗り換えのルフトハンザ航空、LOTポーランド航空
- 時間が有効に使える(深夜日本発翌朝クロアチア到着):ルフトハンザ航空、オーストリア航空、エミレーツ航空、ターキッシュ(トルコ)航空
- 航空会社の評判がよい:エミレーツ航空、カタール航空
- エコノミーでも国内主要国際空港のラウンジが使える:日本航空(Flex Y料金、他社運航のコードシェア便を除く)
- 飛行機に乗るのは極力減らしたい:オーストリア航空(ウィーンから陸路)
- ストライキなど不測の事態が心配:エアフランスは避ける
- やっぱり日本の会社が安心:JAL、ANA 別記事
- ビジネスクラスが格安で利用できる:アエロフロート航空 別記事
- プレミアムエコノミーのコスパがよい:他社共同運航のJAL 別記事
- 子供連れにうれしい:カタール航空、ターキッシュ(トルコ)航空 別記事
ほかに自分が貯めているマイレージプログラムのマイルが貯まるかどうかも重要なポイントです。
記事が長くなってしまったので、一部のポイントについては別記事をご参照ください。
また、客観的データだけ見るとよさそうな航空会社でも、衝撃的な具体的口コミもあるので、リピーター様レビューもあわせてお読みください。随時更新しています。
格安航空券を調べるなら
特に、航空会社にこだわりがなければ、スカイスキャナー 、サプライス、エクスペディアなどの航空券予約サイトが、一発でいろいろな航空会社を比較のうえ購入できて便利です。
上記サイトで値段や所要時間などの目安をつけ、おめあてのフライトに関しては、航空会社のオフィシャルサイトで再度確認、価格が変わらないようならオフィシャルサイトから予約・購入するのが安心です。
マイレージを貯めるなら
日本・クロアチア間のフライトでは、ヨーロッパ経由なら格安航空券でも、エコノミーで往復約6千マイル、プレミアムエコノミーなら往復約12000マイルマイルが貯まります。
【全日空のマイルが貯まる航空会社】ルフトハンザ、ターキッシュ(トルコ)航空、オーストリア航空、スイス航空、LOTポーランド航空、クロアチア航空
【日本航空のマイルが貯まる航空会社】エールフランス、カタール航空、エミレーツ航空、イベリア航空、大韓航空、フィンエア
【その他クロアチア旅行に便利な航空会社】アエロフロート
時短優先!所要時間が短い航空会社
東京発着なら、全日空、ルフトハンザ航空、オーストリア航空、LOTポーランド航空などが、乗り換えも含み片道13~14時間前後と、所要時間が短いようです。

ちなみに同条件で検索した場合、最適プランのターキッシュ(トルコ)航空は、乗り換え1回、片道16時間前後で83000円。
乗り継ぎがラクな航空会社
日本からのクロアチア旅行に便利な航空会社で、乗り継ぎに便利な空港といえば、ウィーン(オーストリア航空)、ミュンヘン(ルフトハンザ航空)とチューリヒ(スイス航空)です。ワルシャワ(ポーランド航空)もよいそうです。
逆に、フランクフルト、パリ、ロンドンなど大きな空港は、クロアチアなど小国行きフライトは場末扱いで移動距離が長いことが多く、しかもセキュリティチェックに時間がかかり、あせることも。
朝起きると旅先!時間が有効に使える航空会社
深夜日本を出発して朝乗り継ぎ、午前中にザグレブに到着できるフライトもあります。仕事を終えた後に出発、翌朝の午前中にはクロアチア旅行を開始でき、寝ている時間を有効に活用できます!
- ルフトハンザ航空やオーストリア航空なら、羽田空港を深夜1時前後に出発
- エミレーツ航空は、成田空港を深夜発
- ターキッシュ(トルコ)航空は、夜23時前羽田発
評判のよい航空会社
2019年のランキングによると、日本からクロアチアに利用される航空会社では以下の航空会社がランキングしています(日本航空と全日空は別記事)。
- カタール航空:総合1位、ファーストクラス5位、ビジネスクラス1位、エコノミークラス3位
- エミレーツ航空:総合5位、ファーストクラス6位、ビジネスクラス4位、エコノミークラス6位
- ルフトハンザ航空:総合9位、ファーストクラス2位、プレミアムエコノミー7位、エコノミークラス6位
- スイス航空:総合13位、ファーストクラス8位、
- オーストリア航空:総合15位、プレミアムエコノミー4位、
- エールフランス航空:ファーストクラス3位、プレミアムエコノミー10位
エコノミーでも日本国内のラウンジが使える

日本航空をFlex Y料金で利用すると、エコノミークラスでも、羽田や成田、関空、中部国際空港などのラウンジが使えます。ただし、他社運航のコードシェア便はのぞきます(コードシェア便でもJAL運航便の場合は利用可)。詳しくはこちら。
知らなくても、ウェブチェックインでなく、カウンターでチェックインすると教えてくれます。
飛行機に乗るのを極力減らしたいなら
飛行機にはできるだけ乗りたくない!という方には、ウィーンまでがんばって飛び、そのあとは陸路、というオプションもあります。ウィーンからザグレブまでは、長距離バスで片道5時間と陸路圏内、日本なら国内旅行モード。ただし、国境パスポートコントロール1回あります。
【おまけ】一粒で二度おいしい!ストップオーバーで経由地観光

時間に余裕がある場合、日本・クロアチア間に直行便がないのを利用して、経由地を観光するのもオススメ。飛行機代追加料金はゼロまたは少額で、経由地に2-3泊して観光を楽しむことができます。
経由地は、ロンドン、パリ、ウィーン、ミュンヘン、チューリヒなどであれば、情報も豊富で比較的気軽に観光できます。まだ実際に行ったことはないのですが、ドーハやドバイなど中東の国も一度は行ってみてもよいなと思っています。
実際に行った中でおすすめはイスタンブール。筆者も、日本に帰国途中の両親と3泊しましたが、欧米やアジア圏とはまったく違うイスラム文化圏の異国情緒満載!期待値が低かったこともあり、初トルコだった父は大感激していました。
おわりに
多くても年1-2回しか実際に体験できないフライト情報、皆様からのご意見や体験談がとても参考になりました。お気づきの点がありましたら、更新していきますので、教えていただけるとうれしいです!
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