英語がとてもよく通じるクロアチア、ネイティブ並みに英語が上手な人も多いのですが、実は、母国語のクロアチア語は、ロシア語と同じ、スラブ語の仲間。チェコ語やポーランド語に似た言葉で、日本人に全く馴染みのない言葉に戸惑う旅行者の方も多いもの。
今回は、あまり必要はありませんが、いざというときに慌てないための、クロアチア旅行で遭遇する可能性があり、知っていると安心なクロアチアの表示をご紹介します。
【究極の二択!】女子トイレはMとZどっち?
急いで飛び込んだクロアチアのカフェや、ホテルのロビーのトイレ、最近は、男女どちら用かわかりやすい表示も増えてきましたが、まだたまにあるんです。こんな表示が…
![]() トイレのドアの表示 | ![]() どちらが女子用? |
さあ、どちらに飛び込んだらよいでしょうか?
答えは、女性用はženskiのŽ、男性用はmuškiでMです。
ほかにも女性用はdameのD、男性用はgodpodaのGのときもあります。
急いでいるときは、焦りますよね。
レセプションはどこ?エレベータの階ボタンの謎
他にも、こちらに来て間もないころ、戸惑った表示といえば、エレベーター内の階の表示。
- 一般的にレセプションなどがある、地上階prizemljeはPR
- 駐車場parkingはP
- 地下podrumはPO です。
ちなみにクロアチアで1階privi katというと、日本式には2階になります。
お店のドアに貼ってあるpon-petって何?
お店などのドアには、営業時間Radno vrijemeがよく表示されていますが

銀行の営業時間の表示

こちらも銀行の営業時間
pon(edjeljak)は月曜日、uto(rak)は火曜日、sri(jeda)は水曜日、čet(vrtak)は木曜日、pet(ak)は金曜日、subota (上の場合はsubotom)は土曜日、上にはありませんが、ned(jelja)は日曜日です。
上の例では、ne radimoは休業、zatvorenoは閉店という意味です。
クロアチアの海辺のFKKは、とっても刺激的!
アドリア海のビーチには、約30か所のFKKがあり、クロアチア初のFKKは、1934年にラブRab島でオープンしたそうです。
さて、そのFKKとは?
ドイツ語のFreikörperkulturが語源の、ヌーディストビーチのことです。FKKは、一般のビーチエリアからは目につかないところにあるのですが、FKKの表示がしてあるエリアに入っていくと、男女とも全裸でのんびりしています(年配の方が多いようです)。もちろん、エリア内では、全裸がマナーなので、覚悟をして入ってくださいね。(注:18歳以下の立ち入りは禁止されていると思います)
クロアチア旅行中に知っていると便利なその他の表示
ulazは入口、 izlazは出口
ドアに書いてあるサインは、押すか引くかするとわかりますが、
- 押すは、gurajまたはgurniまたはrini
- 引くは、vuciまたはpovuci、です。
駅やバスターミナルでよく見る表示は
- dolazak 到着、odlazak 出発
- kolodvor 駅。ちなみにザグレブの鉄道中央駅はZagreb Glavni Kolodvor、バスターミナルはAutobusni Kolodvorと言います。
- vozni red 時刻表
また、旅行の際にお世話になる両替所は、mjenjačnica(ミェニャチュニツァと読みます。舌をかみそう!)です。

ザグレブ市内のあちこちにある両替所。売りと買いの両方のレートが大きく明示してあって安心。日本円からも両替できます。
まとめ
観光立国の国クロアチア、英語がすごく通じ、わかりやすい英語の表示も多いのですが、たまに全く知らない表示に出会うと困ってしまうものです。今回は、小さなことですが、ちょっと知っておくと、海外でも安心して過ごせる小ネタでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。まだまだ作成途中のサイトです。下のメルマガをご登録いただくと、クロアチア観光情報の新着・更新情報をお知らせいたします。
コメント